工場案内

原料の収集から蒸煮、洗浄、漂白、殺菌と、さまざまなリサイクル紙を作るための設備を整えた、プロの現場です。

原料から
製紙までの工程
~トイレットペーパー編~

    沖縄生まれの古紙100%のリサイクルトイレットペーパーの工程を簡単にご紹介します。
  • ※社会見学も基本、この工程にならって見学頂く形となります。

原料の収集

会社や学校から排出された比較的インク汚れが少ない紙や、機密古紙、模造紙などが原料になります。沖縄県内で回収された古紙を業者が分別した後、工場に運ばれてきます。

蒸煮(じょうに)・
色素分解

古紙に付いているインクを剥がしやすくするために、「地球釜」と呼ばれる溶解炉へ亜硫酸ソーダと水を一緒に入れ、約5時間煮ることで古紙をドロドロの状態にします。また1回につき約15tの古紙を処理することができます。

離解・
除塵(じょじん)

「パルパー」とよばれる機械に移し、古紙の表面にコーティングされているビニールやプラスチック等の不要物を、ミキサーのようにグルグルと混ぜて取り除いていきます。
  • 脱水

    「ダブルシリンダー」とよばれる機械で古紙の中に含まれる不純物を洗浄し、さらにローラーを通して脱水していきます。
  • インク除去

    脱水後は下から細かい気泡が発生する「フローテーション」とよばれる水槽へ場所を移します。この泡にインクが吸着し、水面に浮かんだこの泡を集めることで、インク汚れを除去していきます 脱水後は下から細かい気泡が発生する「フローテーション」とよばれる水槽へ場所を移します。この泡にインクが吸着することで、インクを除去していきます
  • 洗浄・脱水

    インクを取り除いた後は、さらに洗浄と脱水の工程です。「洗浄機」では網を通して繊維だけを残して水分を落とし、残った繊維をローラーでプレスしながら脱水をしていきます。

漂白・殺菌

脱水を終えた繊維は、屋外に設置されている「サラシタワー」に移し、8~12時間浸すことで漂白・殺菌を促します。

抄(す)く・
脱水・乾燥

130℃の高温で乾燥と殺菌を同時に行う「抄紙機(しょうしき)」で紙を抄きながら均一にし、それを毛布に乗せてローラーに通し脱水して形成していきます。その後、上部にある大型ドライヤーで一気に乾燥・殺菌をすることで“ジャンボ原紙”とよばれる300~400㎏の巨大トイレットペーパーができあがります。

巻き替え

ジャンボ原紙を、規定の長さへと整えていく工程です。巻き具合もチェックしながら「リワインダー」という機械を通して、紙を巻き替え、きれいに整頓していきます。

断裁

「ログカッター」と呼ばれる大きなカッターで、巻き替えたロールをトイレットペーパーのサイズへカットしていきます。 大きなカッターで、巻き替えたロールをトイレットペーパーのサイズへ断裁していきます。

包装・梱包

断裁したトイレットペーパーは、自動振り分けコンベアーに乗って「自動包装機」までいき、袋詰めされていきます。

出荷

袋詰めされたトイレットペーパーはトラックに乗せられ、出荷します。